ゲストの皆さんに、たまごコース・ひよこコースの参加者の皆さんからの質問に回答していただきました
加藤さんへの質問
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なんでたくさんの車を作れたのですか?
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全ての車を全部作った訳ではありません。例えば、車を新しく作るときの全体の企画をゼロから考えたり、車が走るためにのエンジンの制御(コントロール)の部分だけを設計したり開発する車の車種によって関わり方は異なります。
全部で100車種以上の開発に携わりました。
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開発に関わった車のなかでけっさくの車は何ですか?
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たくさんありますが、一つ選ぶとすれば、レクサスLFAという車でしょうか。
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どういう知識があれば起業家になれますか?
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何よりも、他の人と違うことを生み出さないことには始まりません。そのためには、誰にもまねのできないアイデアと知識が必要と思います。
他の人には負けない専門的な知識と技術も、もちろん必要になります。
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仕事をしてきていちばんつらかったことはなんですか?
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新しい技術を実現する時にアイデアが浮かんでも、どうやって形にするのか?と言った壁にぶつかったときでしょうか。これは、何度も何度も繰り返しあったことです。
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ぎもんをもつためには、どのようなことをすればいいですか。
習慣づければいいですか。教えてください。 -
小さいころから、色々なことに興味を持ち自分でそれはなぜなのか考えたり調べたりしていました。
身の回りのいろいろなことに興味を持つことから始めてみましょう。
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なぜ車をつくる道に進んだのですか?
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小さいころから乗り物が好きでした。乗り物を作りたいと思っていました。乗り物の中でも、車は飛行機や電車や船と違って自分でも運転することができます。自分で作った車を運転する喜びを味わいたかったので車を選びました。
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これからのもくひょうはありますか?
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微生物で土をより良くして、作物が元気になる研究をしています。食糧危機を救うようなことにつながることを目指しています。世界が平和で幸せになるものをつくりたいですね。
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i-unitを作ろうと計画したとき、親や友達はどんなことを言っていましたか?
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「2035年の車」をコンセプトに完成させそれを見た人達から「未来が目の前にやってきた!」と驚かれました。
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発明する上で大変だったことは何ですか?
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i-unitでは「未来のクルマ」がコンセプトだったのでまだ実現していない技術を開発する必要があったので、それを考え作るのが大変でした。
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i-unitは、なぜその形にしたのですか?
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「地球環境にやさしいクルマ」を形で表現したかったので葉っぱの形をイメージしました。開発の段階では、ロボットのような形にしようかとか色々考えました。
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どのくらい時間をかけて車を作ったのですか?
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車の車種によっても違いますので、何とも言えません。平均すると3年~4年というイメージではないでしょうか。
i-unitは、アイデアを出すところから完成まで5年かかりました。
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折りたためる車は作ってみたいですか?
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それは、面白いアイデアですね。チャンスがあれば作ってみたいですね。と言うよりも、ぜひあなたが作ってください!楽しみにしています。
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なぜ自然の魚や鳥と車を結びつけたのですか
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結果的に、小さいころに疑問に思っていたことが開発のヒントになりました。常に「ネイチャーテクノロジー」という自然の原理原則を研究していました。自然から私達人間が学ぶことは本当にたくさんあると思います。
宮田さん(AZAPA)への質問
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この先は、なにをしたいですか?
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みんなが乗ってみたいと思う新しい乗り物を作り続けていきます。例えば、形が未来っぽいEV(電気自動車)は、作ってみたいなと思っています。みなさんが思うよりも早く、世の中に普及させてみたいなと思っています。
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なんで車の会社にきょうみをもったのですか?
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車に興味があったというよりは、この会社に来る前に会社を大きくするということに関わってやりがいを感じたので、またこうしたことに貢献したいと思っていました。AZAPAがちょうど会社として大きく成長するタイミングだったので一緒に会社を大きくすることにチャレンジしたいと思ったからAZAPAに入社しました。
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できないと思うことをあきらめずに続けることがすごいと思いました。
でも、できないって思ったことはありますか? -
もちろん、あります。そういう時には、自分の周りに色々なアイデアを持ってい
る人がいるので、そうした人に助けてもらいました。
それこそが、ベンチャー企業の強みだと思います。
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ご老人以外に誰の役に立ちたいですか?
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どこかに出かけたいという人みんなに対して役に立ちたいです。特にコロナをきっかけに「人が動かないことには新しいモノが生まれないのではないか」という考え方を会社として考えるようになりました。
様々な人が「出かけたい」という気持ちを持てるようなモビリティを開発したいと考えています。
鳥羽さん(pinovation)への質問
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ロボットやAIなど いろいろ作る時、一番気をつけていることはなんですか?
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使う人が「何の目的で」「どういうことに使うのか」を聞くことです。ただ聞いたまま、その人たちが欲しいも
のをつくるだけではだめです。本当に欲しいものは、実はその人は気付いていないことが多いので「本当に欲しいものはこれではないですか?」という提案をするようにしています。
問題点の真の解決方法を提案することが大事と考えています。
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会社のお金どうしたの ?
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これはどの起業家も共通する問題ですね。必要なお金の集め方は色々あります。
・銀行からお金を借りる。
・事業内容を説明して融資してもうら。
・株を買ってもらう(出資してもらう)。
・行政の人達から補助金を出してもらう。
など、色々な方法があります。
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私はなんでもネガティブに考えてしまいそうなので、ほめることができるか心配です。
どうしたらいいですか? -
自分の良いところをまず見つけることが先ですよね。まずは、自分の良いところを探してみて下さい。それを使って、友達の役に立つことを探してみるということから始めてみてはいかがでしょうか?
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友達をほめたらいいといってたけど家族でもいいですか?
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それでよいと思います。ちなみに、僕は昔は両親から褒められた経験がありませんでした。起業して自分に足りないものは何かを突き詰めた時に「人をほめる」「自分をほめる」ということの大切さに気付きました。そうやって、自分が見えてきた気がします。人をほめることは難しいかもしれませんが、できそうなところからチャレンジしてみてください。
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どうしたら起業がうまくいきますか?
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僕も教えて欲しいです!笑
鵜飼さん(HALO)への質問
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女性の起業家って大変ですか?
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男女関係ないと思います。得意なことや何かに気が付くこと、人それぞれですから、両方そろって偏らないことが大事と思います。
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子どもの時に、どんなことにきょうみがありましたか?
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何でも興味がありました。例えば「なんで飛行機がとぶんだろう?」「なんで海は塩辛いのだろう?」そういうことをよく考えていた気がします。
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どんなふうに卵を見分けるの?
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使っているカメラは、普通に手に入るカメラを使っています。カメラに映った卵を、AIを利用して画像認識させて仕分けています。
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何で会社をたてたんですか?
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誰かが作ってくれるのを待つよりも、自分で作った方が早いし、楽しいと思ったから。
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同じ事が好きな仲間をつくりたいのですが どんなところで見つけられますか?
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そういう人たちがいるところに、自分から飛び込んでいくのが一番だと思います。また、「自分はこれが好きだ!」と発信し続けることも大事だと思います。
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HALOっていう名前 スペルがちがってほんとはHelloなのになんでHALOにしたの?
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「こんにちは」のHelloではありません。会社名のHALOは、お釈迦様の「後光」という意味です。頑張っている人を後ろから照らして応援するサービスを作りたいという願いが込められています。
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どうやったら起業家になれますか?
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自分で起業家になると決めること。そして、どうやったらなれるのか調べて、それに向かって、今すぐ始めること!
Martinさん(LOZY)への質問
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起業するために、まず何をすればいいですか?
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僕は、30歳くらいから起業を意識し始めました。計画を作ることから始めました。
「何をやりたいか」
「5年間でどう成長させられるか」
「どれくらいの経費がかかるか」
「どれくらいの利益が上げられるか」
紙に何度もまとめなおすということをしました。
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どこからアイデアが出てくるんですか?
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アイデアは、何かきっかけがないと出てきませんよね。 僕の場合は、やっていた仕事の中で課題を見つけてアイデアにつながりました。仕事に限らず、生活の中でのひらめきから見つかるときもあると思います。それを、本当に自分がやりたいかどうか、やれるのかどうか、そこを考えることが大事ですね。
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起業家になるにはどんな努力が必要ですか?
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やりたいことがあれば叶えようとする努力が大事です!どうすれば叶えられるかということを、常に考えることが必要です!ずっと思い続ければ必ず起業できますよ!
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みんなを笑顔にするにはどうしたらいいですか?
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起業家は、みんなを笑顔にするために起業するのだと思います。例えば、業務の時間短縮ができて家族と過ごす時間が長くなるとか、人を笑顔にするというものが無いといけないと思います。それが、起業家の役割だと思います。
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やってみたら大変なことは、ありますか?
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大変なことはたくさんありますよ。お金のことも、従業員の幸せも、考えることはたくさんあります。 それを乗り切るには、パワーでしか乗り越えられない。その強い気持ちを持ち続けることが大事です。